SQL Server のチューニングについてまとめてみる - その17 - ( FOR XML PATH の連結をもう少し高速化してみる )

　最近、2日から3日家にいません。土日も結構仕事になることが多い今日この頃...今日は名古屋に行って、わらじみそかつを食べてきました。やばとんのみそかつは美味しいですね。

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　今回は文字列連結を少しでも高速化 ( 新幹線でぼーっと考えてました ) してみます。過去の記事で FOR XML PATH の文字列連結について記載しています。
ryuchan.hatenablog.com
ryuchan.hatenablog.com
　
　FOR XML PATH を使ったサンプルは下記の通りです。

DECLARE @str NVARCHAR(MAX)

SET @str = ( SELECT
                 'a=' + CAST ( OrderTrackingID AS NVARCHAR ) +
                 ',b=' + CAST ( SalesOrderID AS NVARCHAR ) +
                 ',c=' + CarrierTrackingNumber
             FROM
                 Sales.OrderTracking 
             FOR XML PATH('')
            ) 

PRINT @str

　これを、SQL Server 2012 からサポートされた CONCAT 関数を使用すると下記の通りになります。

DECLARE @str NVARCHAR(MAX)

SET @str = ( SELECT 
                 CONCAT( 'a=',
                         CAST( OrderTrackingID AS NVARCHAR ),
                         ',b=', 
                         CAST( SalesOrderID AS NVARCHAR ) ,
                         ',c=', 
                         CarrierTrackingNumber )
             FROM
                 Sales.OrderTracking
             FOR XML PATH('')
            )

PRINT @str

※CONCAT は CAST しなくてもいいですが、CAST してあげた方が若干高速でした。そんなもんでしょう。

　約 10 % 程度 ( 超ざっくり検証www ) ですが、CONCAT を使用したほうが高速ですね。細かいチューニング大切です。塵積です、チューニングは。

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