Internet Explorer11 の F12 開発者ツールを使ってみた
Internet Explorer10 ( IE 9 から? ) より、開発者ツールというものが追加されましたね。Internet Explorer 起動後に『F12』キーを押すことで起動する開発者用便利ツールです。( 今回の画面は、IE11 のものです。)
上図の赤枠部分は、ピン止めを外して、別画面にすることも可能です。
コンソールで JavaScript のデバックできます。
エラー発生個所をクリックすると、問題の個所に飛べます。ステップ実行、ウォッチ式、ブレークポイントの設定など高機能です。
ブラウザからの通信をキャプチャできます。
ある一定時間のUI応答性をチェックできます。フレームレート、CPU使用率などを確認することができます。
一定時間内のパフォーマンス情報をプロファイリングできます。
ブラウザのメモリ使用量を確認できます。
他ブラウザエミュレーションできます。位置情報のエミュレーションなど、スマートフォンを意識した設定も可能です。
例えば、ブラウザプロファイルを Windows Phone にすると、下図のようにエミューレーションしてくれます。
他にもいろいろありますね。パフォーマンスダッシュボード。ツール → パフォーマンスダッシュボード から起動できます。
描画時間、フレーム率、メモリ、CPU の部分をクリックすると、時系列表示に切り替わります。メモリをクリックすると下図のようになります。
Internet Explorer も開発者にとっていろいろ便利になりましたね。