Windows 8.1 のマシンで DPC_WATCHDOG_VIOLATION が頻発するので、調査してみた
最近、これ一週間に2回くらい発生するんです。
ちょっと調べてみたら、下図のツールがヒットしました。早速、ダウンロードしてみましょう。
dnki.co.jp
発生原因は下記の通りです。
Windows8はウォッチドッグタイマーという監視機能を実装し、プログラムの実行時間を監視するよう仕様変更しています。
ウォッ チドッグタイマーはタイムアウト時間は約4.5秒と少し短めです。従来このような時間制限はありませんでした。このためVISTA/Windows7用に 作られたBIOS、チップセットドライバー、グラフィクスドライバーは約4.5秒以内に処理を完了しない場合があります。
Windows8から処理が4.5秒以内に完了しないとDPC_WATCHDOG_VIOLATION(Bug Check 0x133)エラーを出しブルースクリーンエラーを出しPCが終了するようになりました。
DPC_WATCHDOG_VIOLATION(Bug Check 0x133)エラーは、Windows8に完全対応したBIOS、チップセットドライバー、グラフィクスドライバーの普及によりいづれ出なくなる性質の問 題です。「Windows7互換タイマー監視機能」はメンテナンスの終わった古いマザーボード、Windows8に対応したドライバーの開発が遅れている マザーボードに対してWindows7互換の環境を与えるものです。VISTA, Windows7用のドライバに対して互換環境を提供して安定したWindows8環境を提供します。
※早く対応したドライバーをリリースしてくれないかなぁ。
ツールを起動すると、下図のような画面が起動されるので、赤枠部分をクリックします。
赤枠部分のように設定を行い、適用をクリックします。
PC を再起動します。これで終了です。しばらく様子をみてみます。