.NET Framework 周辺が色々騒がしくなっているので、リコール対象となった我が家の車の修理中にたまにお世話になっている、『 .NET Framework blog 』 を読んでみた
今日は我が家の車がリコール対象となってしまい、ディーラーまで車をもっていかなければいけなくなりました。修理の時間がおおよそ 2時間程かかるということなので、その間に記事を書きたいと思います。
先日、11月12日に .NET に関する発表がありました。詳細な内容は下記のブログを参照してください。
MSDN Blogs
.NET Framework blog の内容を簡単に説明したいと思います。結構技術的にも、環境的にも変化が大きいです。
まず、.NET 2015 のお話から。『 .NET Core 5 』と『 .NET Framework 4.6 』から構成されます。また、64ビット最適化された新しい JIT である『 RyuJIT 』、新しいコンパイラー『Roslyn』が搭載され、一部のライブラリは、NuGetから取得するように変更されています。
また、.NET Core 5 に関しては、オープンソース化されており、GitHub にも公開されています。プラットホームは、Windows はもちろんのこと Linux および Mac をサポートします。オープンソースとのコミュニティ、特に Mono Project との連携も強めていくようです。(勿論主体は、.NET Foundation )
モバイルツールの強化も図っており、Xamarin と連携した iOS、Android アプリの開発のサポートや、Apache Cordova と連携した HTML5 ベースの開発も強化されるようです。
上記以外の主な(個人的)変更点としては、以下の通りです。
- WPF の改善
- Windows Forms ( お、ちゃんと改善するんですね。) の高解像度への対応
- CLR のパフォーマンス向上
- Visual Studio Community Edition のリリース
- ASP.NET 5 におけるプログラミングモデルの変更
- Entity Framework の軽量化および機能拡張
等々、様々な機能追加・向上が図られています。( Silverlight はもちろん入らないですよね。オープンソース化してしまえばいいのに...とか思っちゃいます。 )
Visual Studio 2015 Preview は既に公開されていますが、Microsoft Azure で Visual Studio 2015 Preview のイメージが公開されいますので、Azure をお使いの方は気軽に試すことができると思います。
早速、Visual Studio 2015 Preview を試してみましょう。
.NET Framework 4.5.3 が選択可能です。Preview 版では、4.5.3 ですが、製品版では、『 4.6 』になるようです。
NuGet パッケージマネージャーもツールウィンドウ化されています。こちらのほうが使い易いですね。
Xamarin を使用した、iOS、Android の Native アプリも開発できます。
結構劇的に変わっていくんですね。サーバ製品なども、2015 でそろえていくんですかね? Windows Server 2015、System Center 2015、SQL Server 2015 になるんでしょうか。バージョンアップについていけるかなぁ....
※急いで読んで、書いたので間違いありそうです。ご指摘お願いします。