VMUG UserCon 2016 に参加してみた
VMUG UserCon 2016 に参加してきましたー。初参加です!
VMware 関連の製品はまだまだ初心者なので、勉強および知識を蓄えようと思い参加してみました。まずは、VMware 製品のアップデート情報から。
- 他社製のクラウド(AWS)でも NSX で仮想マシンをマイクロセグメンテーションできる。
www.ravellosystems.com - IBM との提携で、Softlayer 上で NSX を使用することができる。
www.publickey1.jp - IBM のカンファレンスでシドニーとダラスの間を vMotion するデモを実施した。2分程度で移行完了した(らしい。)
blogs.vmware.com - デジタルワークスペースの推進、下記の二つの項目を両立できるようにしていく。
- コンシューマ製品のようなシンプルさ
- エンタープライズセキュリティ
- 上記の項目を両立できる製品が Workspace ONE。セルフサービスアクセスのポータル(Identity Manager)にユーザー自身が使用できるアプリケーションを集約することができる。様々なデバイスの選択を可能とし、モバイルシングルサインオン。NSX を使ったアクセス制限など。二要素認証なども使用可能。
www.vmware.com
- Horizon 7
www.vmware.com
あと、それぞれの作業部会からベンチマークの報告がありましたが、公表するのは NG ということなのでここでは伏せておきます。(vSAN 速いやん...設定簡単やん....)
最後に、vSAN 6.2 について。
- Virtual SAN Ready Node
www.vmware.com - データ重複排除機能。劇的に容量を減らすことが可能。現時点ではパリティの書き込みなどのレスポンスを加味してオールフラッシュ構成のみ対応している。パフォーマンスがよければ、通常の構成でも可能にするかも。
cormachogan.com - RAID5,6の構成を組める。
cormachogan.com - 各仮想マシンの IO の流量制限が可能。
cormachogan.com - vSAN はワールドワイドで 3000 社以上の導入実績がある。
日本での大規模事例は下記の通り。
www.networld.co.jp
- NVMe などで更に高速化が可能。
- vSAN 6.2 の情報は下記のサイトにまとまっています。
cormachogan.com
NVMeとは?
NVM Expressの略。高速なSSDを搭載するための規格。AHCI(Advanced Host Controller Interface)はHDDを前提に設計され、高速なフラッシュメモリではコントローラーがボトルネックとなるケースがある。そのため、標準化団体によりPCI Expressベースで高速なSSDを搭載するための規格として策定。1つのNVMeドライバですべてのメーカーのPCI Express SSDをサポートできる。
次世代SSDの接続規格「NVMe」とは(前) - 次世代SSDの接続規格「NVMe」とは:Computerworld
次世代SSDの接続規格「NVMe」とは(後) - 次世代SSDの接続規格「NVMe」とは:Computerworld
あと頂き物。VMUG のパーカー。早速部屋着に使っております。
VMUG の USB メモリ。容量 約 2G。何に使おうかな。
洋書だと vSAN の本とかありますね。
Essential Virtual SAN (VSAN): Administrator's Guide to VMware Virtual SAN (VMware Press Technology)
- 作者: Cormac Hogan,Duncan Epping
- 出版社/メーカー: VMware Press
- 発売日: 2014/07/09
- メディア: Kindle版
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