そろそろ IIS のチューニングをする - その3( 新しいログの取得方法 ※IIS 8.5からです ) -
病み上がりです。今回はチューニングというわけではありませんが、チューニングに必要なログ取得について書きたいと思います。
IIS 8.0 ( Windows Server 2012 ) から、IIS 8.5 ( Windows Server 2012R2 )になって、ログの取得方法が大きく変更されています。IIS 8.0 でのログ取得の設定画面は下図の通りです。
IIS 8.5 のログ取得の設定は下図の通りです。ログイベントの出力先が、ログ or ETW イベントが選択可能になっています。
フィールドの選択方法も変更になっています。IIS 8.0は下図の通りです。
IIS 8.5 は下図の通りです。カスタムフィールドというものが追加されています。
フィールドの追加をすることで、カスタムフィールドを作成することが可能です。リクエストのリクエストヘッダ、レスポンスヘッダを取得することが可能です。
レスポンスヘッダの種別が少ないですね。あ、手入力も可能なんですね。ということは、ServerToClientBytes 等と入力したら認識してくれるんでしょうか?
詳細にログ取得が可能になっていますね。Fiddler 等で見てたものが、すべてIIS 側で取得可能になるんですね。あと、ETW イベントを選択した時の挙動がよくわかりません。( 検証したら...と聞こえてきそうですが... ここまで、何も検証せず、画面キャプチャとりながら、文章書いているだけです...)
下記のコマンドを実行させて取得させるような、http.sys のイベントトレースもできたりするんですかね?(タイムアウトとか...)
logman.exe start httptrace -p Microsoft-Windows-HttpService 0xFFFF -o httptrace.etl
これは実験しないといけないですね。( 時間がないなー ) http.sys の ETW 等に関する記載はここに詳しく書いてありますね。参照してみてください。