実行プランの見方で、グラフィカルに表示する方法とそうでない方法があります。一般的には、下図のような実行プランが通常使用されるかと思います。
ぱっと見るのにはいいのですが、どのような順序で評価され、処理されているのは、テキスト形式の方が見やすいと思っています。(個人的にかもしれませんが...)実行プランをテキスト表示するには、クエリエディタの中で下記のようなステートメントを記述します。
SET STATISTICS PROFILE ON
上記のステートメントの後にクエリを記述し、実行すると下図のように表示されます。
Select* from [Production].[Product] a JOIN [Production].[ProductCategory] b ON a.ProductID = b.ProductCategoryID |--Nested Loops(Inner Join, OUTER REFERENCES:([b].[ProductCategoryID])) |--Clustered Index Scan(OBJECT:([AdventureWorks2012].[Production].[ProductCategory].[PK_ProductCategory_ProductCategoryID] AS [b])) |--Clustered Index Seek(OBJECT:([AdventureWorks2012].[Production].[Product].[PK_Product_ProductID] AS [a]), SEEK:([a].[ProductID]=[AdventureWorks2012].[Production].[ProductCategory].[ProductCategoryID] as [b].[ProductCategoryID]) ORDERED FORWARD)
『 |-- 』がそれぞれの処理単位です。インデントの階層により、どのような順番で処理されているか、ひと目でわかるようになっています。実際の処理の評価は、下から上にされるようになっています。みやすいですよね?