都内で働くSEの技術的なひとりごと / Technical soliloquy of System Engineer working in Tokyo

都内でサラリーマンやってます。SQL Server を中心とした (2023年からは Azure も。) マイクロソフト系(たまに、OSS系などマイクロソフト以外の技術も...)の技術的なことについて書いています。日々の仕事の中で、気になったことを技術要素関係なく気まぐれに選んでいるので記事内容は開発言語、インフラ等ばらばらです。なお、当ブログで発信、発言は私個人のものであり、所属する組織、企業、団体等とは何のかかわりもございません。ブログの内容もきちんと検証して使用してください。英語の勉強のため、英語の

Community Open Day 2013に行ってきました。

 5/11(土)、 Community Open Day 2013に初参加しました。前日、少し寝不足で午前中からの参加ができず、午後からの参加となってしまいました。

 まず、午後一番に受けた 『プレゼンテーション スキル講座』 です。少し前に書いたブログで触れた、西脇さんの講座です。相変わらず、なめらかな口調でスムーズにプレゼンを進めていきます。笑いも誘いつつ、『確かに!』の連続なので聞いててもまったく飽きることがありません。会社が変わっても、技術者は使用する技術要素が変われば、言語・ミドルウェアなどを勉強する必要がありますが、誰もが認めるプレゼンテーションスキルを持てれば、どの会社でも通用する...ここまでプレゼンテーションがスムーズにできたら、嘸かし面白いだろうな....と思ったり。

まずがこの本を買って勉強かな。

エバンジェリスト養成講座 究極のプレゼンハック100

エバンジェリスト養成講座 究極のプレゼンハック100

※これが最新版ですね。

プレゼンテーション系の本はいっぱいありますね。ソフトバンクの孫さんも出しているのか。

孫正義 奇跡のプレゼン (単行本)

孫正義 奇跡のプレゼン (単行本)

これは更に有名なプレゼン本ですね。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

 

 2つ目は、砂金さんの『マイクロソフトが Azure で成し遂げたかった IT 技術者の変革』です。砂金さんは筋金入りのガンダムオタクで、あの『クラウディアさん』を発案・作成したのも砂金さんだそうです。(初めて知りました。) このセッションは、『本セッションはガンダム宇宙世紀の前提知識があるとより本質を理解できます。』という前提があったのですが、今回は20代の技術者がかなり多かったため、急遽ガンダムエースの説明は止めていました(笑)。 砂金さんは、マイクソフトで様々なWindows Azureベースのサービスの企画・立案に携わっているようですね。

  • Shopperception
    キネクトで商品棚の動作とPOSレジの結果をあわせて消費者の購買パターンを解析する。
  • クラウド・ロボカー
    車載されているセンサーから様々な情報を取得し、クラウドで解析する。ZMPという会社が設計・開発したようです。

それ以外にも、デジタルハリウッドと連携した3DレンダリングLinuxを始めとするOSS系が独占していると言われる広告分野にWindowsベース技術で挑戦(最近はgloopsを始め、Windowsベースの技術を採用する企業が増加していますね。)することや、三菱重工と連携したビル管理システムなどのサービスを様々な会社とコラボして実現した、またはしていくようです。ビジネスとして成立させるのは中々難しいとは思いますが、魅力的な分野ですね。是非このようなサービスに関わっていきたいものです。砂金さんの『Azureの鼓動』を読むとより理解が深まります。そういえば↓この本↓、去年品川で開催されたgloopsさんのセミナーでもらったなー。まだきちんと読んでませんが....

Windows Azureテクニカルハンドブック

Windows Azureテクニカルハンドブック

 

 3つ目は、赤坂さん、岩永さんによる『実況 ライブ コーディング 2013』です。Portableクラスライブラリを使ってデータモデル層を作成し、UI層をWPFASP.NET、Xamarin(Android開発をC#で開発)でコーディングする、MVVMベースの教科書的なライブコーディングでした。ライブコーディングは初めてみたのですが、大勢が見ている前でプログラミングするなんで私にはできません。50分の間にあれだけ組めるなんで感心しっぱなしでした。

 Xamarinに関する知識はあまりなかったのですが、Androidだけではなく、iOS, WindowsPhoneの開発も可能なようです。現在はversion2.0で、残念ながらPortableクラスライブラリを使った開発ができません。この理由から、WPF等の画面をXamarinで移植する場合には、ソースコードのコピー・アンド・ペーストベースの移植になります。XamarinがPortableクラスライブラリに対応すれば、このあたりの開発は断然楽になりますね。今後おそらく対応されるとは思いますが......気長に待ってましょう。

窓の杜http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20130221_588816.html

Xamarin社:http://xamarin.com/

※これ、面白そうですね。ちょっと試したくなってきました。

 

 4つ目は、επιστημη(えぴすてーめー)さんによる『プログラマが知っておいてほしいこと』です。新人さん向けだったようで、少し懐かしい...という感じでしたが重要なので書いておきます。

  • 設計と実装において、大事なものをひとつだけ
    名前→変数名、クラス名、namespace等をちゃんと付ける訓練、寿命の短いものは、名   前を短く、寿命の長いもの or スコープの広いものは、名前をきちんとつける。これらの癖をつけることによって、ソースの可読性が非常に高まる。
  • コミュニティ活動で大事なことをふたつ
    訊くこと(たずねること。):実施したが、できなかったことの再現手順などを明確にできるようにすること。 語ること:聞いたことを、自分なりにブログなどに書いてみる。自分だけのものにしない。
  • コーディングするうえで目指すことみっつ
    真・善・美が大切 真:ただしく動作したらOK。学生まではこれでもよい。 善:良いコードであること。フェールセーフとかをきちんと考慮されたもの。落ちるときも遺言(きちんとしたログ)を残すこと。他人を巻き込むような落ち方をしないこと。 美:美しいコードを書く。顧客からは見えないが、見えないところも手を抜かないのがプロである。可読性の良いコードを書く。書いたら化粧直し(リファクタリング)を実施すること。
  • お仕事をするのに忘れちゃならないよっつ
    金・時・人・物が大切。それぞれ相互に関係している。他人ができないことを2つ以上身につける。自分に価値を付加する。等々。

大切なことです。基本を忘れちゃいけません。

 

ちょっと雑なメモみたいになっちゃいましたがお許しを.....