都内で働くSEの技術的なひとりごと / Technical soliloquy of System Engineer working in Tokyo

都内でサラリーマンやってます。SQL Server を中心とした (2023年からは Azure も。) マイクロソフト系(たまに、OSS系などマイクロソフト以外の技術も...)の技術的なことについて書いています。日々の仕事の中で、気になったことを技術要素関係なく気まぐれに選んでいるので記事内容は開発言語、インフラ等ばらばらです。なお、当ブログで発信、発言は私個人のものであり、所属する組織、企業、団体等とは何のかかわりもございません。ブログの内容もきちんと検証して使用してください。英語の勉強のため、英語の

6月2日~3日に開催された AWS Summit 2015 に今年も行けなかったので、日曜日の夕方に Amazon RDS for SQL Server をお試してみる

 AWS Summit 2015 も終わりましたね。一度行ってみたいと思いながら、いまだに行ってません。
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 過去にも少しだけ、AWS 関連触れていますね。ryuchan.hatenablog.com
ryuchan.hatenablog.com
ryuchan.hatenablog.com

 前から興味があった、Amazon RDS ( Relational Database Service ) を試してみます。Amazon RDS の簡単な説明は、ここを参照してください。

 Amazon RDS では、MySQLOracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLAmazon Aurora の各リレーショナルデータベース管理システムの機能をオンラインで利用できます。つまり、既存のデータベースで現在すでに使用しているコード、アプリケーション、およびツールは、Amazon RDS で使用することができます。Amazon RDS は、データベースソフトウェアに自動的にパッチを当て、データベースをバックアップし、ユーザーが定義した保持期間バックアップを格納して、特定時点への復旧を有効にします。柔軟性も特長であり、データベースインスタンス(DB インスタンス)に対応するコンピュートリソースやストレージ容量を 1 回の API 呼び出しだけで拡張できます。
 Amazon RDS の MySQLOracleSQL Server、および PostgreSQL エンジンを使用するデータベースインスタンスは、汎用(SSD)ストレージ、プロビジョンド IOPS(SSD)ストレージ、または Magnetic ストレージでプロビジョニングできます。Amazon Aurora エンジンを使用するデータベースインスタンスは、データベースワークロード専用の耐障害性と自己修復性を備えた SSD ベースの仮想化ストレージ層を採用しています。

 Amazon RDS for SQL Server の説明はここを参照してください。サポートしているのは、2008 R2 および 2012 なんですね。

 Amazon RDS for Microsoft SQL Server® は、SQL Serverクラウド内にデプロイして容易に設定、運用、スケールできるサービスです。Amazon RDS ならば、SQL Server(2008 R2 および 2012)の複数のエディション(Express、Web、Standard、Enterprise)を短時間でデプロイできます。

 利用する前に、AWS無料利用枠を参照しておきましょう。

 Amazon RDS での AWS 無料利用枠

  • 750 時間の Amazon RDS Single-AZ マイクロ DB インスタンスの使用(毎月継続的に DB インスタンスを実行するのに十分な時間)
  • 20 GB のデータベースストレージ
  • 1,000万 I/O
  • 自動データベースバックアップとユーザーによる任意の DB スナップショットに使用できる 20 GB のバックアップストレージ
  • これらのサービスに加えて、Amazon RDS での DB インスタンスの構築と管理に役立つ AWS マネジメントコンソールを追加料金なしでご利用いただけます。

 上記に加え...おー、SQL Server は Express Edition しか無料利用枠ではないんですね。

 Amazon RDS の無料利用枠は、Amazon RDS for MySQLPostgreSQLOracle(Bring-Your-Own-License ライセンスモデル)、および SQL ServerSQL Server Express Edition を実行)に適用されます。

 
 それだと、SQL Server SE Microsoft SQL Server Standard Edition を選択して、
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 『いいえ、このインスタンスは本番稼働用に使用しないか、RDS 無料利用枠 で使用します』 を選択した場合はどうなるんだろう。この場合は、無料になるのでしょうか?無料枠の説明を信じると有料なのでしょうか?
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 ひとまず、SQL Server Express Edition で構築してみます。うーん、無料のはずなんだけど、現在の選択は無料利用枠の対象ではありません。という文言が表示されているなぁ...とりあえず次のステップをクリックします。次のページに遷移したら、何も変更せずに 『DBインスタンスの作成』をクリックします。
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 インスタンスの作成が開始されます。
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 バックアップが開始されたら、使用可能になりますので、インスタンス詳細のエンドポイント( 例:xxxxxxxx.xxxxxxxx.us-west-2.rds.amazonaws.com )を SQL Server Management Studio のサーバ名に指定し、SQL Server 認証を使用してログインします。下図の通り、作成したインスタンスを表示することができました。
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 Azure、AWSIBM BlueMix などの複数クラウドサービスを知っておくことは今後非常に重要ですね。

※まだ、AWS 初心者なので....