都内で働くSEの技術的なひとりごと / Technical soliloquy of System Engineer working in Tokyo

都内でサラリーマンやってます。SQL Server を中心とした (2023年からは Azure も。) マイクロソフト系(たまに、OSS系などマイクロソフト以外の技術も...)の技術的なことについて書いています。日々の仕事の中で、気になったことを技術要素関係なく気まぐれに選んでいるので記事内容は開発言語、インフラ等ばらばらです。なお、当ブログで発信、発言は私個人のものであり、所属する組織、企業、団体等とは何のかかわりもございません。ブログの内容もきちんと検証して使用してください。英語の勉強のため、英語の

SQL Server Management Studio の知っておいたほうが良い機能について挙げてみる - その2 - ( 実行プランの各数値の見方 )

 実行プランの各数値の見方についてです。ちょっと前に『 SQL Server 2014 CTP1 でカラムストアインデックスの検証もしてみた 』という記事を書きました。この記事の中に下図の2つの図があったかと思います。

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                                                      (図1)

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                                                       (図2)

 

 赤枠で囲っている数値ですが、特に単位とかありません。なので、この数値を単体で見ても意味がありません。あくまでも、2つの数値を比較するという観点で見てください。

 上図の例では、Estimate I/O Cost がそれぞれ、4.22016 と 0.003125 となっています。図1の値に比べて、図2の値は 約 1 / 1,350 となります。I/Oのコストは図2の値のほうが優れているということになります。